Channel Marketing―2つの基本的考え方

1.チャネルマーケティング・ミックス

私どもはチャネルを商品やブランド、サービスが顧客と「出会う場」と捉えています。 「チャネル」は一般的にメーカーが商品を最終消費者に向かって運んでくれる卸売業者や小売業を指しますが、小売のMDや店頭の販促も「コミュニケーションチャネル」と捉え、トータルなチャネルマーケティングをお手伝いすることを当社の基本的な立ち位置としています。
一般的に4つのPの組み合わせをマーケティングミックスといわれますが、新たな顧客との出会いの場を開発、管理する手段とその組み合わせとして「チャネルマーケティング・ミックス」という考え方に基づいた領域のサービスを提供しています。

2.売りの関与者間の連動マーケティング

マーケティングは4つのPがバラバラではその機能を完結することはできません。また、チャネルマーケティングの領域では売りが完結するためには、直販でないかぎり、様々な売りの関与者がかかわっています。 この売りの関与者間の連動や連結がマーケティングの実行度を上げる隠れたキーファクターです。メーカーの社内部門間、卸、小売本部、個店(売場)という顧客との出会いを実現する関与者のコミュニケーションと連動こそが、いま重要になっています。 私たちはより俯瞰した、トータルな視点に基づいて、現場に密着した木目の細かいお手伝いを目指しています。

(図)チャネルマーケティング領域(消費財の例) (図)チャネルマーケティング領域(中間財の例)